夏場の土木現場では、作業員が安全に休める休憩所の整備が重要です。日陰の確保や冷房設備、水分・塩分補給の準備だけでなく、休憩所周辺の足元や地面から受ける熱にも配慮する必要があります。せっかく休憩スペースを設けても、地面がぬかるんでいたり、敷鉄板の照り返しが強かったりすると、十分に体を休めにくい場合があります。

そこで、休憩所の設置場所や周辺の歩行動線に活用できるのが、木材CLTを使用した土木CLT資材「ハイパーCLT敷板」です。木の敷板として、仮設休憩所の足元、休憩所までの通路、ベンチや給水設備の設置スペースなどに敷設できます。地面の凹凸やぬかるみを抑え、作業員が移動しやすく、落ち着いて休める環境づくりに役立ちます。

従来の敷鉄板は、日差しを受けると表面温度が高くなりやすく、周囲への照り返しが休憩中の作業員に負担を与えることがあります。ハイパーCLT敷板は、木材ならではの特性により照り返しを抑えやすく、実際の使用環境では敷鉄板と比べて表面温度に約20度の差が確認されたケースもあります。空調設備を備えた休憩所と組み合わせることで、休憩所の内部だけでなく、その周辺を含めた暑さ対策を提案できます。

規格は、5×10版が約230kg、5×20版が約460kgです。軽量で小型重機でも取り扱いやすく、休憩所の設置や移動に合わせて敷設・撤去しやすい点も特徴です。休憩所としての利用後は、仮設道路、搬入路、重機作業ヤード、資材置場、作業員通路など、ほかの用途へ転用できます。

さらに、木材を使用することで、騒音低減、CO2固定、環境配慮、現場の景観向上といった効果も期待できます。休憩所周辺に木の敷板を使用すれば、安全対策や熱中症対策に取り組む企業姿勢を、発注者や見学者にも分かりやすく伝えられます。

ハイパーCLT敷板は、国土交通省NETIS登録技術です。NETIS登録番号は「TH-250021-A」。休憩所、敷板、木材、NETIS、土木、土木CLTを組み合わせた創意工夫として、作業員が安心して休める現場環境づくりに、ぜひハイパーCLT敷板をご活用ください。