土木現場では、資材そのものの価格だけでなく、現場まで運ぶための輸送コストも工事費に大きく影響します。特に敷板は必要枚数が多くなりやすく、重量によってトラックの積載枚数や運搬回数が変わるため、仮設計画の段階から物流費を考えることが重要です。

ハイパーCLT敷板は、木材を積層したCLTを活用する土木CLT資材です。従来の敷鉄板に代わる木材敷板として、仮設道路、搬入路、重機作業ヤード、資材置場、ぬかるみ対策、地盤保護、作業員通路など、さまざまな土木現場で活用できます。

規格は、5×10版が約230kg、5×20版が約460kgです。重量のある敷鉄板と比較して軽量なため、トラック1台に積載できる枚数を増やしやすく、必要な運搬台数や往復回数の削減につながります。現場までの距離が長い場合や、まとまった枚数を導入する場合ほど、輸送効率の違いが総コストに影響します。

また、軽量であることは、現場到着後の荷降ろしや場内移動にもメリットがあります。小型重機でも扱いやすく、大型クレーンを使用しにくい現場や、施工スペースが限られた場所にも導入しやすい資材です。搬入、設置、撤去までを含めた作業負担を抑えることで、人員配置や重機費用の見直しにもつながります。

輸送コストを比較する際は、1枚当たりの価格だけでなく、積載枚数、運搬台数、現場までの距離、荷降ろし方法、設置時間、撤去後の転用性まで含めて検討することが大切です。ハイパーCLT敷板は繰り返し使用できるため、複数の現場へ転用することで、長期的な費用対効果も高められます。

さらに、運搬台数の削減は、燃料使用量や輸送に伴うCO2排出量の低減にもつながります。木材自体が炭素を固定することに加え、照り返し抑制、騒音低減、景観配慮など、土木現場の環境改善に役立つ特徴も備えています。

ハイパーCLT敷板は、国土交通省NETIS登録技術です。NETIS登録番号は「TH-250021-A」。輸送コスト、施工効率、環境配慮を総合的に見直したい土木現場に、軽量な木材CLT敷板という新しい選択肢をご提案します。