ハイパーCLT敷板を初めて知った方から、「どんな場所で使えるのですか?」と聞かれることがあります。

その答えは非常にシンプルです。

これまで敷鉄板を使用してきた場所の多くが、ハイパーCLT敷板を検討できる範囲です。

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ハイパーCLT敷板は、木材を直交方向に積層したCLTを活用した土木用の敷板です。特定の用途だけに限定された商品ではなく、仮設道路、工事車両の搬入路、重機作業ヤード、材料ヤード、資材置場、仮設駐車場、作業員通路など、土木現場のさまざまな場所で活用できます。

例えば、雨天時にぬかるみやすい場所へ敷く。工事車両が頻繁に通る搬入路を整える。重機の作業スペースを確保する。材料置場の地盤を保護する。こうした従来から敷鉄板が担ってきた役割に対して、木材CLTという新しい選択肢を加えることができます。

「木材だから人が歩く場所だけ」というものでもありません。地盤条件や使用する重機、接地圧、旋回の有無、敷設方法などを確認したうえで、重機や工事車両が使用する場所への導入も検討できます。

もちろん、すべての現場で無条件に敷鉄板から置き換えられるわけではありません。局所的に大きな荷重がかかる場所や、厳しい使用条件では敷鉄板が適しているケースもあります。

重要なのは、「鉄か木か」の二者択一ではなく、現場条件に応じて選ぶことです。

例えば、重機の旋回が集中する場所には敷鉄板を残し、搬入路や材料ヤード、仮設駐車場にはハイパーCLT敷板を使用する。こうした使い分けによって、従来の仮設計画を大きく変えずにCLTを取り入れることができます。

さらにハイパーCLT敷板は、5×10版約230kg、5×20版約460kgと比較的軽量です。設置・撤去や輸送の効率化に加え、木材ならではの照り返しや金属音の抑制、CO2固定、景観への配慮といった付加価値もあります。

そして、ハイパーCLT敷板は**国土交通省NETIS登録技術「TH-250021-A」**です。NETIS登録技術として、公共工事における新技術活用や創意工夫、環境配慮にも活用できます。

これまで図面や施工計画書に「敷鉄板」と書いていた場所を、一度見直してみる。

その場所こそ、木材、NETIS、土木、CLTを組み合わせたハイパーCLT敷板を検討できる場所かもしれません。