土木現場では、平坦な場所だけでなく、坂道や傾斜のある搬入路、工事用道路、重機の進入路などにも敷板が必要になることがあります。特に山間部や造成工事、河川工事などでは、傾斜地での車両通行や重機移動を考慮した仮設計画が重要です。
こうした現場で活用を検討できるのが、木材CLTを使用した「ハイパーCLT敷板」です。木材を積層してつくられた土木CLT資材で、仮設道路、搬入路、重機作業ヤード、ぬかるみ対策、地盤保護、資材置場など、幅広い土木現場で使用できます。平坦な場所だけでなく、現場条件を確認したうえで傾斜のある場所への敷設も検討できます。
傾斜地で敷板を使用する際に重要なのは、敷板そのものの性能だけではありません。地盤の状態、勾配、車両重量、重機の接地圧、雨や泥の影響、敷板の固定方法などを確認する必要があります。特に坂道では、車両の走行による力で敷板自体がずれたり、滑ったりしないよう、下地を平坦に整え、必要に応じてずれ止めや固定などの対策を行うことが大切です。
ハイパーCLT敷板は木材ならではの表面特性を持ち、金属製の敷鉄板とは異なる走行環境をつくることができます。車両や重機の滑りが気になる現場でも、勾配や天候、泥の付着状況などを確認しながら、安全対策の一つとして導入を検討できます。
規格は、5×10版が約230kg、5×20版が約460kgです。比較的軽量なため、小型重機でも設置・撤去しやすく、傾斜地や狭い場所など、大型クレーンを使用しにくい現場にも対応しやすい点が特徴です。工事の進捗に合わせて敷き替えたり、別の場所へ転用したりすることもできます。
また、木材を活用することで、夏場の照り返し抑制、騒音低減、CO2固定、景観への配慮などのメリットも期待できます。山間部や自然環境に近い現場では、木材の質感を生かした景観配慮型の土木資材としても活用できます。
ハイパーCLT敷板は、国土交通省NETIS登録技術です。NETIS登録番号は「TH-250021-A」。木材、NETIS、土木、土木CLTを活用し、平坦地だけでなく傾斜地の仮設道路や搬入路まで、現場条件に応じた敷板を検討したい企業様におすすめです。安全な敷設方法を確認しながら、傾斜のある土木現場でもハイパーCLT敷板をご活用ください。