ハイパーCLT敷板というと、建設現場や土木現場で使用する敷板というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
もちろん、ぬかるみ対策や養生、仮設通路の確保など、現場での活用は大きな用途のひとつです。ですが、ハイパーCLT敷板の可能性はそれだけではありません。
私たちは、ハイパーCLT敷板は**「現場資材」としてだけでなく、「人が集まる場を支える資材」としても活用できる**と考えています。
その代表的な活用シーンのひとつが、イベント会場です。
屋外イベントや地域の催し、展示会、仮設ステージ周辺、キッチンカー出店エリア、資材搬入路、来場者の歩行導線など、イベント会場では一時的に地面を保護したい場面や、安全に通行できる環境を整えたい場面が多くあります。
特に芝生や土の上で開催されるイベントでは、雨天後のぬかるみや、車両・機材の通行による地面への負担が課題になることも少なくありません。

そうした場面で、ハイパーCLT敷板は有効な選択肢になり得ます。
仮設的に敷設することで、足元の安定性を確保しやすくなり、地面の保護や導線整備にもつながるためです。
さらに、見た目にも無機質な印象になりにくく、木質素材ならではのやわらかい雰囲気を感じられる点も、イベント空間との相性の良さにつながります。
建設現場では性能や作業性が重視されますが、イベント会場ではそれに加えて、景観とのなじみやすさや来場者への印象も重要になります。
その点、ハイパーCLT敷板は、単に地面を養生するための資材ではなく、会場づくりを支える一つの要素としても活用の可能性があります。
たとえば、次のような場面でも活用が考えられます。
- 屋外イベント会場の仮設通路
- ステージやテント周辺の足元養生
- キッチンカーや搬入車両の進入路
- 重機や機材搬入時の地面保護
- 駐車場や臨時導線の整備
- 地域イベントやマルシェでの来場者動線の確保
このように、ハイパーCLT敷板は「工事のための敷板」という枠を超えて、人が安全に集まり、移動し、空間を使うための基盤づくりにも役立つ可能性があります。
また、イベント主催者や施設管理者にとっては、機能面だけでなく、使用する資材の印象も大切です。
環境への配慮や木材活用への関心が高まる中で、ハイパーCLT敷板のような木質系資材は、会場づくりの考え方そのものにも新しい価値を与えてくれるかもしれません。
ハイパーCLT敷板は、建設現場での活用はもちろん、イベント会場や仮設空間など、さまざまな場面で活躍できる可能性を持っています。
「敷板=現場だけのもの」と考えるのではなく、用途に応じて幅広く活用できる資材として、今後さらに可能性を広げていきたいと考えています。