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建設現場で使う仮設敷板といえば敷鉄板が一般的ですが、近年は施工効率や安全性、環境配慮まで求められています。そこで注目されているのが、NETIS登録技術「ハイパーCLT敷板」です。資料では、登録番号はTH-250021-Aとされています。

ハイパーCLT敷板は、CLT(Cross Laminated Timber)を活用した建設現場用の仮設敷板です。用途は仮設道路、重機走行路、資材置場、ヤード養生、イベント会場、歩行路など幅広く、**5×10版(約230kg)5×20版(約460kg)**の2種類が紹介されています。

大きな特長は、軽さと輸送効率です。1.5m×3.0mサイズで比べると、敷鉄板は1枚約1,000kg、ハイパーCLT敷板は約230kgで、重量はおよそ4分の1。10t車での積載も、敷鉄板が10枚程度に対し、ハイパーCLT敷板は40枚とされており、輸送効率は4倍です。

夏場の現場で重要な熱中症対策にも効果が期待できます。資料では、気温38℃の猛暑日に測定した結果、表面温度は敷鉄板が74.8℃、ハイパーCLT敷板が51.1℃で、23.7℃低減したと示されています。さらに高さ1.6m付近の周辺温度も11.0℃低い結果となっており、作業環境の改善につながる可能性があります。

また、騒音対策の面でもメリットがあります。重機走行時の騒音測定平均値は、敷鉄板91.4dBに対し、ハイパーCLT敷板は66.3dBで、25.1dB抑制したとされています。住宅街や周辺環境への配慮が必要な現場でも、導入しやすい資材といえます。

環境面では、輸送効率の向上により、輸送車両台数を4台から1台へ削減でき、CO2排出量を75%削減できると資料に記載されています。さらに、熱の照り返し防止やスリップ防止など、安全面でのメリットも整理されています。

ハイパーCLT敷板(NETIS登録番号:TH-250021-A)は、単なる敷鉄板の代替ではなく、軽量化による効率向上、熱中症対策、騒音抑制、CO2削減、工事成績評定への貢献まで期待できる新しい仮設資材です。これからの現場づくりにおいて、有力な選択肢のひとつといえます。