ハイパーCLT敷板には、カタログや数字だけでは伝わりにくい特徴があります。

もちろん、5×10版が約230kgであること、CLTを活用した木製軽量敷板であること、木製敷板ならではの環境面の価値など、資料を見れば分かる情報はたくさんあります。

しかし、実際の土木現場で使ってみると、数字以上に感じてもらえる部分があります。

例えば、設置や撤去のしやすさ。

敷板は一度置いて終わりではありません。工事の進捗に合わせて場所を変えたり、撤去して次の現場へ移したりすることがあります。

そんなとき、ハイパーCLT敷板の「比較的軽い」という特徴が、現場での扱いやすさとして実感されます。

もう一つが、夏場の作業環境です。

敷鉄板の上では、強い日差しによって表面が熱くなり、照り返しや輻射熱を感じることがあります。一方、木材を使ったCLTの敷板では、その感覚が違うと感じてもらえる現場があります。

さらに、車両が通行した際の音も同様です。

金属製の敷板とは異なるため、走行時の金属音が気になる住宅地や周辺環境への配慮が必要な現場では、実際に使うことで違いを感じやすい部分です。

つまり、ハイパーCLT敷板は、スペックだけを見て判断するより、現場で一度使ってもらうことで価値が伝わりやすい資材だと考えています。

仮設道路、搬入路、重機作業ヤード、資材置場など、敷鉄板を使っている場所の一部から試してみる。

そこで施工性、移設のしやすさ、作業環境などを実際に比較していただくことが、ハイパーCLT敷板を理解する一番分かりやすい方法です。

そして、ハイパーCLT敷板は**国土交通省NETIS登録技術「TH-250021-A」**です。

NETIS登録技術として、公共工事における新技術活用の選択肢としても提案できます。

木製敷板、NETIS、土木、CLT、木製軽量敷板。

新しい資材だからこそ、資料を見るだけではなく、まず現場で使ってみる。

「思っていたより扱いやすい」
「鉄とは確かに違う」

そんな実感の積み重ねが、ハイパーCLT敷板の普及につながっていくと考えています。