「CLTは建物に使う材料。」
そんなイメージを持っている方は多いかもしれません。
しかし今、CLTの活用先は建築だけではなく、土木の現場へも広がっています。

その一つが、「土木CLT」という考え方です。
CLTは、木材を繊維方向が交差するように積層した大型の木質パネルです。建築物の壁や床などに使われることが多い材料ですが、その強度や面材としての特徴を生かすことで、土木分野でもさまざまな活用方法が考えられます。
木製軽量敷板「ハイパーCLT敷板」も、CLTを土木現場で活用する製品の一つです。
仮設道路、工事車両の搬入路、重機作業ヤード、資材置場など、これまで敷鉄板が多く使用されてきた場所で木製敷板として活用できます。
5×10版は約230kgと比較的軽量で、現場条件によっては小型重機でも設置・撤去や移設がしやすいことが特徴です。
土木現場では、一度設置した仮設資材を工事の進捗に合わせて移動させることもあります。そうした場面で「軽い」という特徴は、運搬だけではなく現場全体の施工性にもつながります。
さらに、土木CLTには木材ならではの価値があります。
敷鉄板と比較して夏場の照り返しや輻射熱を抑えやすいこと、金属音が発生しにくいこと、木材内部に炭素を固定した状態で使用できることなど、従来の仮設資材とは異なる特徴を持っています。
つまり、土木CLTとは単なる「鉄の代替」ではありません。
木材の軽さ、環境性、施工性を土木現場に取り入れ、現場の選択肢そのものを増やしていく取り組みです。
そして、ハイパーCLT敷板は**国土交通省NETIS登録技術「TH-250021-A」**です。
NETIS登録技術として、公共工事における新技術活用や環境配慮、創意工夫などの提案にも取り入れることができます。
これからCLTの利用をさらに広げていくためには、建築だけでなく土木という大きな市場で使われることも重要です。
木製敷板、NETIS、土木、CLT、木製軽量敷板。
ハイパーCLT敷板は、「土木CLT」という新しい分野を現場から広げていく製品です。
CLTを建物だけに使う時代から、インフラや仮設資材としても活用する時代へ。
土木の足元から、木材利用の可能性はさらに広がっていきます。