敷板を設置・撤去する現場では、資材そのものだけでなく、使用する重機の手配が大きな課題になることがあります。

大型クレーンや大型バックホウを手配する場合、重機の回送費、オペレーター費、燃料費、作業員の待機時間など、さまざまな費用が発生します。また、山間部や狭い搬入路では、大型重機を現場まで入れること自体が難しいケースもあります。

そこで注目されているのが、CLTを活用した木製軽量敷板「ハイパーCLT敷板」です。

ハイパーCLT敷板は、木材を直交方向に積層したCLTによる木製敷板です。5×10版は約230kg、5×20版は約460kgと比較的軽量で、現場条件によっては大型重機を使用せず、小型重機やフォークリフトなどで設置・撤去に対応できる可能性があります。

もちろん、人が無理に持ち上げて作業するものではありません。敷設場所の地盤状況、吊り上げ方法、使用する機械、作業人数、安全設備などを確認したうえで、適切な施工計画を立てることが重要です。

大型重機の手配を減らせれば、設置・撤去の時間短縮だけでなく、重機の回送費や待機費用の削減にもつながります。工事の進捗に合わせて敷板を移設する現場では、資材が軽いことが施工計画の自由度を高めます。

仮設道路、搬入路、重機作業ヤード、資材置場など、これまで敷鉄板が使用されてきた場所でも、木製軽量敷板という新しい選択肢を検討できます。

さらに、ハイパーCLT敷板は、国土交通省NETIS登録技術「TH-250021-A」です。公共工事における新技術活用や施工性向上、省力化の提案にも取り入れることができます。

大型重機を前提にしない土木現場へ。

木製敷板、NETIS、土木、CLT、木製軽量敷板という新しい組み合わせが、設置・撤去の方法と現場コストを見直すきっかけになります。