鉄塔工事の現場を思い浮かべると、平坦で広い造成地ばかりではありません。
実際には、山の中へ入り、狭い林道や傾斜のある搬入路を通りながら、重機や資材を運び込む現場も数多くあります。
こうした山間部の鉄塔工事で活用されているのが、木材CLTを使った木製軽量敷板「ハイパーCLT敷板」です。

鉄塔は、その性質上、都市部だけでなく山間部にも設置されています。そのため、工事では「どうやって現場まで資材を運ぶか」「限られたスペースでどう施工するか」「仮設資材をどう移動させるか」といった課題が発生します。
ここで重要になるのが、敷板そのものの重量です。
ハイパーCLT敷板の5×10版は約230kg。一般的な敷鉄板と比べて軽量で、小型重機でも設置・撤去や移設がしやすいことが特徴です。
山の中では、大型クレーンを自由に配置できるとは限りません。進入路が狭かったり、作業場所が点在していたりする現場では、「軽くて動かしやすい」という性能が、そのまま施工性につながります。
例えば、鉄塔基礎までの仮設道路、資材搬入路、重機の作業スペース、資材置場など。必要な場所へハイパーCLT敷板を敷き、工事の進捗に応じて次の場所へ移設するといった使い方も可能です。
また、木材を使用していることも山間部との相性の良さにつながります。
周囲が森林や自然環境である現場では、木材CLTの外観が景観になじみやすく、CO2を固定する木材利用という環境面での価値も持っています。敷鉄板のような金属音が発生しにくいことも特徴の一つです。
さらに、ハイパーCLT敷板は**国土交通省NETIS登録技術「TH-250021-A」**です。
NETIS登録技術として、土木工事における新技術活用や環境配慮といった視点からも提案できます。
鉄塔工事は、場所によって施工条件が大きく異なります。
だからこそ、すべての現場を同じ仮設資材で考えるのではなく、その場所に合った資材を選ぶことが重要です。
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山の中という施工条件だからこそ、軽量で移設しやすいハイパーCLT敷板の特徴が生きる。
各地の電力会社の鉄塔工事において、ハイパーCLT敷板は山間部の施工を支える新しい選択肢として活用されています。